キャバクラ通い日記 ~キャバ嬢と恋愛できるのか~

今まで通ったキャバクラ、スナック、風俗での出来事を赤裸々に書きます!

デート。

沖縄での日曜は民宿のまかないは無く朝も昼も夜もご飯はない。近くに宮地ストアーって小さい商店があったがすぐ食べられる食料はお菓子かパンしかなかった。カップラーメンは飽きたし僕は暇だったんで30分くらいかけて歩いて一番近くにあるコンビニによく行っていた。



日曜 車はパチンコ組みが占領していたし松岡さんも最初の頃は色々連れて行ってくれたが作業機材を積んだ車なので日曜に現場に行くっていう松岡さんの車はあてにならなかった。松岡さんは自由に動けるわけだ。
現場行くって言って一人を満喫していたに違いない。



歩き始めて疲れるとだいたい松岡さん車貸してくれたらいいのにって逆恨みしていた。



コンビニで買い物してたら突然どしゃ降り。
スコール?さっきまで晴れてたのに。少し待って最悪タクシーで帰るか。




『あれぇ?タカちゃんじゃない?』





誰だ?ここは沖縄。知り合いがいるはずがない。




『私だよぉ カナ』






僕『おぉー!!』




名護のスナックで知り合った同じ歳の女の子だ。
皆で行っても1人で行った時も隣に座って話てたのに名前が出てこなかった。
夜見る時と変わらず健康的な女の子だ。


カナ『買い物?』

僕『うんまぁね。』

カナ『あれ?歩いてきたの?』

僕『車ないからさ(笑)』

カナ『送っててあげるよ』

僕『いいよ大丈夫だよ』

カナ『遠慮しないで。さっ乗って』

僕はカナちゃんに特別な感情は無くてホントに申し訳無くて断ったんだけど雨も降ってたしカナちゃんにおされる形で車に乗った。

僕『お邪魔します』

カナ『家じゃないんだから(笑)』

車内はJUDY&MARYが流れていた。
彼女のジュンコもカラオケでよく歌っていた。

カナ『彼女にちゃんと電話してる?』



あぁ彼女いるって話てたんだ。
カナちゃんをどうにかしようって下心がないから僕は何でも話ていた。

僕『たまにねー。彼女夜バイトしてるから時間あわないからさ』


話ていたらすぐに民宿の前に着いた。

僕『ありがとう!ここでいいや』

カナ『タカちゃんって変(笑)』

僕『えっ!なんで?』

カナ『普通さ女の子と二人きりだし誘ったりしない?』

僕『そうなの?』

カナ『まっ誘われても断るけど(笑)』

僕『なんだよそれ(笑) ありがとねー』

カナ『じゃーね』


なんかドキドキした。
何回か会っていたのに名前すら忘れちゃっていたカナちゃんを初めて意識した。

次の日僕は夜ごはんを食べた後にカナちゃんのいる店に向かった。カナちゃんは店のママの娘さんで普段おじさんばかり相手にしているので同じ歳の僕が行くと喜んでくれた。


ママの娘だからお客さんから可愛がられてるみたいだけどカナちゃん目当てに来るお客さんはいないみたいだった。




カナ『ねぇ内地の話してー』




カナちゃんはいつもそう言ってきては何が流行ってるとか女の子はどんな服着てるのかとか聞いてきた。そして毎回雪の話を聞いてくる。
沖縄から出た事がないって事は修学旅行とか行ってないのかな?とか話す度に不思議に思う事もあったがそんなに気にならずカナちゃんの質問に答えるパターン。


カナ『今日は昨日のお礼に来てくれたんでしょ?』


僕『まぁ。そんなとこかな。』


カナ『えぇーご飯とかに誘ってよ(笑)』


僕『じゃー行こうよ』


カナ『彼女にバレるよ(笑)』


僕『じゃー行かない!』


カナ『うそうそ 行こう!』


僕は次の土曜にカナちゃんと遊ぶ約束をした。
土曜にお店休むっていいのか(笑)?
ママの娘さんだからいいんだろうな。自由で(笑)


土曜日。
バイト終わってから電話してカナちゃんに迎えに来てもらった。

カナ『行きたい所とかある?』

僕『任せるよー 俺わからないからさ』


いつも通り色々話ながらまぁ楽しくドライブして北谷町という所に着いた。
なんかお洒落なパスタ屋さんに入って行くカナちゃん。


失礼だけどカナちゃんがパスタっていうイメージがなく意外だった。


僕『へーこういうお店行くんだねー』

カナ『初めて来た(笑)』

僕『そうなんだ(笑)』

カナ『デートなんだからこういうお店じゃないとね♪』


なんかかわいい。
僕はカナちゃんに惹かれていってる気がした。

食事を済ませてからナイトフリーマーケットに行って海に行った。

相手がカナちゃんじゃなかったら間違いなくキスをしたりするんだろうけどカナちゃんの店に仕事の人達と一緒に行ったりするから僕は気まずくなるのが嫌で口説いたり手を出したり一切しなかった。

多分それがカナちゃんにとっては好評価だったのだろう。


僕『そろそろ帰ろうか?』

カナ『そうだね』


カナちゃんに民宿まで送ってもらった。
僕がシートベルトを外そうと運転席側に体を向けた時にカナちゃんにキスされた。


僕『あっ…ん?』

カナ『今日はありがとう!また行こうね♪』


僕は頭の中の整理がつかずなんて答えたか覚えていない。こういう展開は初めてで戸惑ったが…


惚れてまうやろーーーっ!!


これ営業だったのかな?
今でも謎です。でもこれを基準にしたら最近のはガッツリ営業ってのはわかります(笑)

僕の初の店外デートは印象深い良い思い出です。


そうそう!
カナちゃんは欽ちゃん野球の片岡安祐美に似てます。