キャバクラ通い日記 ~キャバ嬢と恋愛できるのか~

今まで通ったキャバクラ、スナック、風俗での出来事を赤裸々に書きます!

雪乃。

熊本での生活は沖縄と違い開放感がなかった。
宿泊先の旅館が5人部屋で1人になる事は殆どなかったからだ。最初の頃は部屋で色々話ていたが日に日に会話は無くなり入浴、食事を済ませてから窮屈で仕方無かった。


僕はパチンコ屋に通うようになっていた。
1人になりたかったしお金も欲しかった。
日曜以外 毎日3食付いているのでタバコ代とコインランドリーで使う以外お金を使う事は無かったがキャバクラや風俗に行こうと考えていた。



キャバクラに行って…



風俗に行って…



あぁやっぱり最低5万円くらい持っていかないと不安だなぁ。僕は頭の中で計算しながらパチンコ台に向かっていた。
平日の夜なのでたくさんお金を使う事も無かったが逆にたくさん勝つこともなかった。
パチンコ屋には歩いて10分も掛からないので毎日行くようになっていた。

そして週末。
アキラを誘っていたが断られていた。
アキラは1人で行動出来るタイプではないのですぐにピンときた。



女だ!!



アキラは僕と一緒に電車に乗った。
僕の誘いは断って出掛けるのが気になっていた。

キャバクラY店の誰かと会うんだな。
僕はまたピンときた。
他に女の子と仲良くなるには旅館の子かパチンコ屋の女の子くらいだ。


僕『アキラどこ行くの?』


アキラ『うーん誰にも言わないでよー』


僕『もちろん。女でしょ』


アキラ『うんY店のミサキちゃんとご飯に行く』


僕『やっぱり~(笑)じゃー同伴だねー』


アキラ『どう…はん?何それ?』


アキラは無知だった。
僕は彼女のジュンコから色々聞いていたので同伴とかアフターといった話をよく聞かされていたのでアキラに同伴の事を説明した。



アキラ『ミサキちゃん そんな話しなかったよ?ただのご飯だよ。』


僕『土曜日だし店休まないでしょ?』


アキラ『じゃーオレとご飯食べて遅れて店に出るのかな?』



僕『いやいや店に連れて行かれるって。Y店たしか同伴料金¥2000だったよ』


アキラ『えっ!お金取られるの??』


同伴料金とかあるから僕の周りの友人達が飲み屋に行く奴はモテない奴と思うのだ。
アキラは僕に対して自分は特別で同伴は無いと言ってきかなかったので、それ以上僕は同伴の話をしなかった。駅でアキラと別れて僕は市電に乗って繁華街へ向かった。まだ少し早かったので街を探索した。
今日の最終目的は抜く事だったので風俗店を中心に見て回ってからY店に入った。


雪乃ちゃんを初めて本指名した。



雪乃『あれ~ちょっと待ってよ~』


雪乃ちゃんは席について僕をじーっと見つめた。
胸の谷間が近づいてよく見えたので目のやり場に困った。


雪乃『思い出した!県外から仕事で来てる人だ!』


僕『良かった(笑)よく覚えてたね(笑)』


雪乃『仕事ですから(笑)一緒に来てた人はあれから2回くらい来てるよ』


僕はアキラが2週間の間にY店に3回通ってる事を初めて知った。


僕『今日も来ると思うよー ミサキちゃん?だっけ。一緒にご飯って言ってた。』


雪乃『そうなんだー じゃー10時過ぎくらいに来るね』


僕『えっ何でわかるの?』


雪乃『ここ10時から料金変わるからさ』


ミサキちゃんはY店でNo.3位で同伴やアフターをバンバンこなす子で当時人気絶頂の浜崎あゆみに似ている子だった。Y店には他にも浜崎あゆみに寄せている子が多かったがミサキちゃんが一番似ていた。
僕らと同じ年令で雪乃ちゃんの話で何となく他のキャストから好かれていない事に気付いた。


雪乃ちゃんは僕の2つ年上で目力があり綺麗な人だった。初めて店で会った時はサバサバしていて話も一番盛り上がらなかった。
だから今日僕が本指名した事に驚いていた。


雪乃『私 年上にしか指名されないからタカちゃんが指名してくれたのビックリだった』


僕『そうなんだ?僕の中では一番だよ?』



雪乃『アハハ(笑)嬉しい♪』


雪乃ちゃんは前回と違いよく笑ってくれた。
このギャップにやられた。僕は結局1セット延長してしまった。

僕が会計をしている時にアキラとミサキちゃんが入ってきた。ミサキちゃんに連れられて仕方無く来ましたって雰囲気を出してるアキラが面白かった。


アキラは僕を見てバツが悪そうに苦笑いをして軽く手を上げた。
アキラのテーブルにはハート形の飾りが付いたボトルキープの焼酎が置かれていて仕方無く来ましたって感じのアキラの表情と同伴はしないって言っていたアキラを思い出して余計に面白かった。


僕は雪乃ちゃんの名刺に連絡先が書いてなかったのでケータイ番号を聞いて店を出た。


さぁ次は風俗だ