デビュー。
僕タカツグ(当時20歳)が初めてお姉さんがいる飲み屋に行ったのはバイト先の日本料理店の板長さんが連れって行ってくれたスナック?よくわからないお店でした。
当時の僕は午前中はファミレスで夕方からは関連会社の日本料理店でバイトしていました。
まだ20才で遊びたい盛りだったんですけど夜のシフトを断りきれずに遊び回る友人達の誘いを断りモンモンとしていました。休みはたまに休める午前中と木曜日だけ。
きっと見かねた板長さんが飲みに行かないかって誘ってくれたんです。板長さんは当時40代後半くらいだったかな。店が休み前日の水曜日の夜にまかない食べてる時に誘って頂きました。
当時の僕は女の子に興味がない訳じゃないけど わざわざお金払って女の子と飲むっていう事が信じられませんでした。まぁでも奢って貰えるんだし誘って頂いた手前断れず他のバイト君と板長と3人で飲み屋街に出ました。
まかない食べながらビールを飲んでいたのでいきなりお姉さんがいるお店に入る板長に続いてキョドるバイト2人(笑)もう1人のバイトは僕の2つくらい年上で強がってたけど多分お姉さんがいるお店初めてだなって明らかな動き(笑)
『いらっしゃいませ~』『あら久しぶり~』
ママが切り盛りする小さい店でボックス席が3つにカウンターって感じだったかなぁ。
板長『こいつら初めてだから良くしてやってよ』
ママ『あらそうなの?かわいい~』
板長とママがこんな感じの会話してたらカウンターで飲んでる2人くらいのお客さんにジロジロ見られて恥ずかしかったなぁ(笑)
ママがどこかに電話してから僕ら3人を相手してたんだけど、しばらくして女の子が3人がやってきた。
僕の隣に座った子はミズホちゃんっていう子で黒髪で普通の女の子って感じでした。
でも何を話していいのかわからない僕にミズホちゃんがリードしてくれました。
ミズホちゃん『いくつなの?』
『キャー同じ歳だよ~』
こんな感じの内容だったかな。他の2人の事なんか全然入ってこなくて楽しくて仕方なかった。
グラスを空けたら注いでくれてタバコには火を付けてくれる。そう今までにないんですよ!
女の人がお世話してくれる事に感動しました(笑)
なによりミズホちゃんが断トツで可愛くて相武紗季ちゃんみたいな感じですかね♪
バイト先のファミレスで女子高生に手紙を貰ったりしてもクールにしてた僕も崩壊。。。
恐らく2セットくらい居たのかな。
板長が帰るぞって言うまで夢中でした。
帰りにラーメン食べながら板長が感想を聞いてきました。
僕『凄く楽しかったです!また行きたいです!』
板長も嬉しそうにうなずいています。
もう1人のバイト君も僕と同じセリフを続けましたけど板長にわからないように僕に不満を漏らしてきました。僕は周りが見えてなかったので全然気付きませんでしたけど(笑)
板長『っでおまえ連絡先とか聞いたの?』
えっ?僕そういう考えまったくありませんでした。
そもそもフリーターの僕がまた来るってミズホちゃんも思わないだろうから連絡先とか教える事もなかっただろうし当時の僕はポケベルしか持っていませんでした(笑)
ケータイ持ってる友人もいましたが まだまだ周りはポケベルが多くて僕もポケベルの文字打ちで間に合ってました。
それから板長から色々教わり次の日さっそく初めてのケータイを手にしました!
よし!次にミズホちゃんにあったら連絡先聞くぞって浮かれてましたね。。。
こうして僕の初めてのスナック?ライフが始まりました。。。