2度目のソープ。
仕事にも慣れて正社員として働いていたので地元の友達とも遊ぶようになっていた。
これまでフリーターだったので後ろめたさみたいなのがあったけど就職して自信みたいなものがついた。
逆に沖縄と熊本で一緒だったアキラとは疎遠になった。
地元にはまだまだ行った事がない飲み屋がいっぱいあったし飲みに行きたい、遊びたいって気持ちが日に日に増していた。
熊本で知り合ったセクキャバのリカがたまに帰ってきたらジュンコにバレないように遊んでホテルに泊まり次の日の朝に別れる。
その為に毎日のようにメールしていたけど、それも段々面倒臭くなっていた。
今思えばリカとの関係は他のリカのお客さんに対しての優越感を味わう事が良かったんだと思う。
熊本にいた時はそれが身近に感じたしジュンコと離れていたのでリスクも少なかった。
仕事に行き、帰りにジュンコを送って行きメシ、風呂、寝る…
退屈だった。
僕はまたパチンコをするようになった。
『あれ?タカツグじゃん。』
S先輩に会った。
『久しぶり!今日かなり勝ったからいい所連れてってやるよ(笑)』
僕は久しぶりに何やら面白そうな感じだったのでS先輩に付いて行った。
S先輩はメールしたり電話したりしていたが特に何も言わずに車を走らせた。
ソープランド。。。
マジですか??
S先輩はいくら勝ったのか知らないが僕にソープを奢ろうとしている(笑)
受付で入浴料¥11000×2人分を先輩が払い女の子に払うサービス料¥14000を僕に渡してくれた。
先輩は予約指名だったようですぐにお迎えがきた。
僕はフリーだったので どんな女の子が来るか楽しみだった。沖縄でソープは経験済みだったので余裕があった。
『お待たせしましたー。 どうぞー』
わぁぁ。。
見た目ハズレだった…
好みではなかった。割りとポッチャリもいける僕がダメだと感じるほどの…
S先輩の奢りだったし先輩を待たせるわけにはいかないので我慢した。
さすがに技術はプロなので時間内になんとかイケた。
S先輩『おまえ 太った子だったろ?』
僕『なんでわかるんですか?』
S先輩『俺が指名してる子に お前に誰がついたか聞いたんだよ(笑)たぶん太った子だって言ってた(笑)』
僕『そうなんですか(笑) なんか恥ずかしいです。。。』
S先輩『ちゃんとイケた?』
僕『はい!なんとか(笑)ありがとうございました!』
S先輩『お詫びに今度ソープ嬢合コンに呼んでやるよ』
僕『マジですか?なんか凄ごそうな飲み会ですね♪』
S先輩はソープを奢ってくれた上に僕の相手の嬢が太っていて僕の好みじゃなかったお詫びに先輩の指名嬢とその仲間達の合コンに呼んでくれるという。
面白くなってきた。。。