キャバクラ通い日記 ~キャバ嬢と恋愛できるのか~

今まで通ったキャバクラ、スナック、風俗での出来事を赤裸々に書きます!

ジュンコ。

彼女のジュンコが僕の女遊びを知ってるとわかってからは大人しくしていた。
反省してないわけじゃないけど酒乱のジュンコが飲んだ勢いで色々言ってくるのが嫌で大人しくしとこうと思ったのが理由だ。
やっぱり若さゆえかチャンスがあれば遊びたいと思っていたしモテたいと思っていた。


静かに生活していても営業という仕事柄、接待やら打ち上げやら何かと節目に飲みに行く機会があった。
もちろんジュンコにはその都度飲みに行く事を伝えていたけど帰りは一緒に帰ろうと言われてアフターは期待出来なかった。
まぁ仕事の延長上の飲み会でも微かな期待はしていたので仕事帰りのジュンコと一緒に帰る事は少し窮屈に感じていた。



そんな環境でもセクキャバのミカやソープ嬢のリナとジュンコの目を盗んで会っていた。
給料はそこそこ貰っていたが僕は給料を直接浮気デートに使うのが勿体なく思いまたパチンコをするようになっていて若さの勢いや浅はかな考えで毎日を過ごしていた。


『あ~なんか面白い事ない?』


これが友人達と交わす挨拶みたいな言葉だった。
この頃になるとボチボチ友人達もキャバクラやスナックに行くようになっていたので僕も友人達と飲み屋に行きたいっと思っていたがジュンコのハードルが高く行動が起こせなかった。

狭い地元の飲み屋街なので どこで繋がってるかわからない。ジュンコは良い子なんだけど束縛がキツくて最初の頃は愛されてるって感じで嬉しかったけど最近は僕の行動や友人関係までも色々言ってくるのが嫌だった。


クラブで接客中もお酒を飲むようになって店の不満や嫌な客の愚痴、時には矛先が僕の時もあり、その時はホントに嫌で嫌で仕方なかった。

こういう仕事を理解する事はホントに難しいと思う。理解している言葉や態度をとっても心の中で疑ったり
何が本音か嘘かわからない。


ジュンコは付き合い始めてから夜の世界へ入ったのでそんな事はなかったけど熊本で雪乃ちゃんというキャバ嬢にやられた僕は飲み屋の女の子をまず信じない。

よく言えば夢を与える仕事だけど悪く言えば客を店でお金を使わせる為に嘘をついたり、ギリギリの範囲で過剰に接したり小悪魔的な仕事だと思う。

ジュンコもそういう狭間で悩んだり落ち込んだりしていて僕にそれをぶつけていたんだと思う。
だけど当時の僕はそんなジュンコを受け止める技量も寛大な心も無かった。

ジュンコにしてみたら僕は唯一の理解者でいて欲しかったと思う。
でもお店の愚痴を聞いてもよくわからないし客の話をされたら嫉妬するので適当に流していた。


こうなると少しづつ二人の間に亀裂が入っていった…