キャバクラ通い日記 ~キャバ嬢と恋愛できるのか~

今まで通ったキャバクラ、スナック、風俗での出来事を赤裸々に書きます!

酒乱。

就職して1年近くたった頃、営業に空きが出て僕は倉庫番&配達から営業にあがった。
最初は営業のO先輩のサブで同行したりアシスタント的な事をしていた。給料も上がり1人で顧客を持って売り上げを伸ばせば給料は上がる。
ヤル気で満ちあふれていた。


相変わらず彼女のジュンコにバレないように合コンに行ったり他の女の子と遊んだりしていたが本気になるような事もなく上手く過ごしていた。

仕事の飲みは増えてスナックやキャバクラに行く機会が増えたが以前のように女の子に夢中になる事はなかった。彼女がいるし連絡したら会える女の子が数人いたので満足だったかもしれない。
なので飲み屋の子に連絡先を聞かれる事にすら面倒臭く思っていた。





ジュンコ『ねぇねぇタカちゃん。私飲みに行きたい!』


ジュンコは数日後の誕生日で20才になる。
アルコール解禁と喜んでいたがジュンコはお酒を全く受け付けない体質だと言っていたので驚いた。


僕『お酒…大丈夫なの?』


ジュンコ『うーん。飲みやすいカクテルみたいなのならイケそうな気がする。』


僕『じゃー誕生日のお祝いに一緒に飲みにいくか(笑)』


ジュンコ『決まりね♪』


ジュンコの誕生日に細やかなディナーコースで食事を済ませてジュンコが前から行ってみたいと思っていたバーに行った。

てっきり小洒落た店かと思っていたが昭和感が満載のカラオケバーだった。



僕『あの…店間違えてないよね?』


ジュンコ『えっ?なんで?あってるよ?』


僕『いやだってさ。雰囲気がさ…』


ジュンコ『お店の先輩たちがいいって言ってたからさ♪』



ジュンコはクラブでバイトしているせいか店のキャストの年令は高めだ。
しかしどう考えても20歳の子が来るような店ではなかった。


僕らのテーブルにホルモンの味噌煮込みとおでん、シシャモが並んだ。
僕は雰囲気的に焼酎のお湯割りをオーダーした。

ジュンコには何やら鮮やかなオレンジ色の飲物が運ばれてきた。



僕『何それ?』



ジュンコ『テキーラサンライズだって?』



僕『えっ!そういうのもあるの?』



あまりにも店の雰囲気と違い過ぎてビックリした。
聞いてみると とりあえず言ってもらえたら何でもしますって感じだった。



僕『んで何でテキーラサンライズ?』


ジュンコ『色合いが綺麗でお酒って感じの私みたいな感じのって言ったの♪』


僕『そうなんだ。。。でもテキーラって強いんじゃないの?』


ジュンコ『わかんない(笑)』



このテキーラベースの飲物が後々大変な事になる(笑)



ジュンコは顔色を変えず飲んでいたので少し安心していたがカルアミルク➡モスコミュール➡梅酒サワーとグラスが空くとすぐに新しいオーダーをした。


僕『ねぇ。もう辞めときな!』


ジュンコ『うるせー!今日は誕生日だぞ!』




ジュンコは酒乱だった。。。


もう他の客に絡むはグラスは割る、大声を出すはで大変だった。


ジュンコ『タカちゃんが浮気してるの知ってるんだからね!』


僕はドリフのコントばりに吹き出した。


僕『な、なに言ってんのさ』



ジュンコ『だってHが雑になったしメールの返しが遅いし、私に3回も違う女と間違えてメールしてるし』



メールを間違えて送っていたのは気づかなかった。
でも間違えに気づかなかったって事は相手に返事をもらわなくても気にしない内容のはず…

一気に良いが覚めた。


今日は泊まって帰る予定だったがジュンコがあまりにも酷かったのでタクシーを呼び無理矢理タクシーに押し込んで帰した。
タクシーに乗せるまでジュンコは大声で叫び僕を叩いたり蹴ったりした。
通行人に見られて恥ずかしかったがとりあえず一安心。僕は支払いがまだだったので店に戻った。


マスター『大丈夫でした?ジュンコちゃん』


僕『えぇ。まぁ。なんとか(笑)お騒がせしました。』


マスター『いつもはウーロン茶しか飲まないのに初めてお酒を飲んでるのを見ました。』



ジュンコは仕事あがりに店の先輩と この店に来て仕事や恋愛の相談をしていたそうだ。



僕はジュンコが何も知らないと思って調子に乗っていた。


知らないふりをしていたんだ…




悪い事したなと反省したが…



ジュンコの酒乱ぶりにひいたのも事実。



翌日の昼過ぎに恐る恐るジュンコに電話した。




僕『もしもし。昨日は…』



ジュンコ『ごめんね?私あまり覚えてない。。』



僕『そうなの?大変だったんだよ(笑)』


ジュンコが僕の女遊びの事も記憶に無いんじゃないかと少し安心した。



ジュンコ『ねぇ私抱きしめられたい…』



僕はジュンコに会いに行きジュンコとHした。
昨日Hが雑になったと言われたので一生懸命尽くした。



事が済みジュンコと並んで寝ていたら…



『私タカちゃんが浮気してた事知ってるからね』




ジュンコは覚えていた。


しかしなんてタイミングで言うんだろうか。



僕は今の年齢になるまで色々修羅場を経験する事になるのだが女は男が安心していたり油断している時に確信に迫る。言い訳を考える余地を与えない為なのだろうか?



悪いのは僕なのだが僕はジュンコが少しだけ怖くなってきた。