キャバクラ通い日記 ~キャバ嬢と恋愛できるのか~

今まで通ったキャバクラ、スナック、風俗での出来事を赤裸々に書きます!

ガールズバーへ行く。

彼女のジュンコに依存しすぎで恋愛感情より申し訳ないからジュンコに合わせる事が多くなり窮屈な時間が多くなった。さすがに僕も限界に達してとりあえずでも良いから稼ぎ欲しかった。


あまり気乗りしなかったが以前バイトしていた日本料理店の板長に頭を下げてバイトさせてもらう事になった。
系列のファミレスには元カノのアイちゃんがいたのでファミレスには入らないように午前中は違うバイトをしてる事にして夕方から11時くらいまでのシフトで入った。
ジュンコは僕の送りが無くなる事を淋しがったが迎えには行けるからと言って説得した。


稼ぎも欲しかったし毎日ベッタリのジュンコから離れたい気持ちもあった。
何より自分の自由な時間が欲しかった。
幸い沖縄から一緒に引き上げた社員さんが次の熊本現場の準備に呼んでくれる事もありジュンコに頼らずに生活出来るようになってきた。


そうなると沖縄で覚えた夜遊びを地元でもしたくなる。田舎なのでスナックが圧倒的に多かったがとにかく綺麗な女の子とおしゃべりしたり足を伸ばして風俗にも行きたい。願望は膨らむばかりだ。


そんな事を考えている時に日本料理店に新しくホール担当の女の子が入ってきた。


志乃さんっていう僕の1つ上。
元ヤンだ。目が座っていて怖そう。


それが僕の第一印象。
僕は仕込みから入り洗い場から焼き場の補助、揚場の補助までこなしていてホールも ほぼこなせたので僕が志乃さんに色々教える事になった。
正直最初は凄く嫌だったが話てみると見た目と反して志乃さんはかわいい人だった。


見た目とのギャップが僕は大好物だ。





志乃さんは10時から居酒屋でバイトしてるって事で僕より早く帰っていた。



その日は暇でまかないを食べた後 僕も志乃さんと一緒に帰る事になり駐車場まで一緒にあるいた。




志乃『タカツグって飲みに行ったりするの?』


僕『たまに行きますよー』



志乃『ウチさ居酒屋でバイトって言ったけどホントは飲み屋なんだよねー』



僕『そうなんですか?』



志乃『予定なかったら今から飲みに来ない?』



一瞬ジュンコの顔が浮かんだが志乃さんがどんな接客をするか興味があったので行く事にした。
普段デニムにTシャツの志乃さんのドレス姿やスーツ姿にも興味があった。


志乃さんに案内されて出勤してない従業員の駐車場に車を停めた。
バイト先で一緒にご飯を食べて一緒に店に入る。
思えば始めての同伴だ。



店の扉を開けるとカウンターにBOX席が3つ程ある店だった。何か違和感を感じる。


女の子がデニムにTシャツみたいなラフな格好だ。



『おかえりー なに飲むー?』


ため口・・?


女の子がお客さんに近くもない。
女友達と話ているようだった。
志乃さんはカウンターに入り僕にビールをだした。



志乃『はいこれ私のおごり』



僕『あっ良いんですか?頂きます!』


志乃『いつも色々教えてくれてるお礼だよー』



そう言って志乃さんは微笑んだ。
こんな顔もするんだ。なんだか嬉しかった。
志乃さんは僕だけじゃなく1つ飛ばしくらいに座っているカウンターのお客さん2~3人の相手をしていた。
キャバクラやスナックと違いお客さんに媚びを売らず接するスタイルが心地よく感じてきた。


2時間くらいたった時にジュンコからお迎えの電話が来たのでチェックしようとするとカウンター越しに志乃さんが耳を貸してってジェスチャーをしたので志乃さんの口元に耳を傾けた。



『いつもありがとう。今日は私のおごり。その代わりたまに店に顔だしてよ』



ドキドキした。
やっぱり僕は年上が好きなのかも…


志乃さんにお礼を言ってジュンコの元に急いだ。




ジュンコ『あれー?車は?』



僕『ごめんバイト先の人と飲みになってさ』



ジュンコ『そうなんだー 板長さん?』



僕『うん』



嘘をついた。
別に悪いことをしてるつもりは無かったが言ったらいけないと思った。


その日はジュンコの方から泊まって行こうって言ってきた。僕は何だか飲み足りない気分だったのでお酒を買ってホテルに向かった。

20才の僕はお酒の味は正直わからず美味しいとも思っていなかった。
ただ酔っ払うのは嫌いじゃなくホロ酔い気分になりたい為に不味くても飲むって感じだった。

この時は志乃さんの所で飲んだ時間が楽しかったからもう少し飲みたいって思っていた。

そうこうしているうちにホテルに着いた。
ソファーに座りタバコに火を付けた。




ジュンコ『お酒呑むでしょ?』



僕『うん。ねぇーお店みたいにしてよ』



ジュンコ『えーなんでよー?仕事終わったのにー』



僕『お願い!』



ジュンコ『仕方無いね…いらっしゃいませ♪』




僕『お、おぅ…何か飲みなよ…』



ジュンコ『頂きまーす』



そして僕はジュンコの太ももを撫で始めた。




ジュンコ『ちょっと待ってよー!それやめてよ!』




僕『他の客にはさせて俺はダメなのか?』




最低である。
でもジュンコの事を触るお客さんに差を付けたかった。
他のお客さんは出来ない特別感を味わいたかった。
そうする事で僕はジュンコの彼氏だと思って自信を持ってジュンコを夜のお店に送り出せると思った。



思いきってジュンコにもそう伝えるとジュンコは納得してくれた。


いや納得していなかったかもしれないが以前ジュンコの店に行った時に僕に色々見られたと思ったからかもしれない。ジュンコには店に来ないでって言われていた。




僕は仕事帰りのままの格好のジュンコをソファーに押し倒した。自分でもわかっていたが荒々しくキスをして胸を触った。



ジュンコ『ねぇどうしたの?アァっ…ねぇもっと優しくして…』



僕『……。』




興奮した。
僕は他の客には出来ない事をしてるんだ。
この味を覚えた僕はこれから先飲み屋のお姉さんを抱きたい願望に悩まされた…






興奮した僕は普段よりかなり早めに果ててしまった。
ちょっと申し訳無い気持ちと格好悪いなって我に返った。



ジュンコ『ねぇ…凄く良かった…』




女ってわからない…




翌日の昼ジュンコと別れた後に車を取りに志乃さんが働く店の駐車場に向かった。




志乃さん『あれ~朝帰りですか?違う昼帰りだ(笑)』




志乃さんは別の女の子2人と大量のお菓子か何かを店に運んでいた。買い出しもしてるんだ。
夜も働いて朝から活動してる志乃さんに感心した。



志乃さん『ご飯食べたー?まだなら一緒に行かない?』



僕『まだですけど…』



志乃さん『じゃー乗ってー』



僕は志乃さんの真っ赤なスポーツタイプの車の後部座席に乗ろうとした。別の女の子も一緒だと思っていたら志乃さんと二人で行く事になってちょっと怯んだ。
二人きりになってお酒も入ってない状態で一緒にいれるか不安だった。


志乃さん『ラーメンでいいよね?』



僕『えっ!うん…はい…』



志乃さん『はいじゃーラーメンねー』




意外だった。
僕は女の子と一緒にご飯を食べる時はお洒落なお店とか話題のお店を選んでいたし沖縄のカナちゃんもそうだったように相手もそうしていると思っていた。


それは僕が志乃さんの特別じゃないからだろう。
思えば彼女以外の女の子と二人きりでご飯を食べるのは初めて…いや沖縄のカナちゃんの場合はお互い薄々好きって気持ちがあったから違う。

下心が全くない女の子とご飯を食べるのは初めてだ。

ラーメンを食べた後に志乃さんが缶コーヒーを買ってくれてドライブした。


志乃さんが以前は某大手の車メーカーに勤めていた話

姪っ子がかわいい事

猫より犬が好きな訳

色々話した。


そして彼氏と一緒に店を出す為に掛け持ちして働いている事…



僕『いいんですか?彼氏さんに怒られないんですか?』



実は志乃さんの心配より自分の身の危険の方が不安だった。


志乃さん『バレないでしょ。バレてもご飯食べただけじゃん』



僕はまだまだ子供だ。
バイト先では先輩なのに1つとはいえ志乃さんは年上。
不思議な感じだった。



僕『なんで僕を飲みやご飯に誘ったんですか?』



僕は好きとまでは言わなくてもなんで彼氏がいるのに僕にこんな風に接してくれるか気になったので聞いてみた。



志乃さん『お兄ちゃんみたいで弟みたいだからだよ』



女ってわからない…





それからしばらく話て志乃さんと別れて帰った。
あと数時間後にバイト先で志乃さんと会うのが恥ずかしい気がした。





バイトの時間…




僕『お疲れ様です。。。』




志乃さん『お疲れさまでーす』




志乃さんが普段通りだった事に安心した反面、すこし寂しかった。